広島の大竹市にある美術館、「下瀬美術館」が2024年度「ベルサイユ賞」の美術館部門に選出されたらしいので訪れてみました。
国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で創設されたベルサイユ賞(Prix Versailles)の「世界で最も美しい美術館(The World’s Most Beautiful Museums)」リストが6月13日に発表され、広島県大竹市の下瀬美術館が選出された。
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/prix-versailles-shimose-museum-202406
「下瀬美術館」は2023年に開業した、海沿いに佇む私立美術館です。入館料は大人1800円、高校生や大学生は900円、中学生以下は無料でした。学割を使うには、学生証が必要ですので忘れないように。
アクセスですが、JR玖波駅・大竹駅の両方から美術館向かいのゆめタウンまで市営バスが運行しているのでそれを使うか、JR大竹駅から出ている美術館直行のシャトルバスに乗るのが良いでしょう。(自分はバスの存在を知らなかったため、玖波駅から約2㎞歩く羽目になりました)

JR広島駅から玖波駅まで40分程度電車に乗り、さらに30分ほど歩いて美術館に向かいます。
美術館の入口は玖波駅とは反対の方角にあり、美術館の外周を辿って海沿いを歩き、やっと到着。

大きな遊具がある晴海臨海公園の向かいに入り口があります。駐車場はそれほど広くない模様。


到着です。新年早々(1月2日)ですがたくさんの人がいます。外装はガラス張りになっていますね。
最大限楽しみたいので、施設について事前情報はなるべく仕入れずに入場。

建物に入ってすぐ、受付とショップ、カフェがあります。
カフェは仕切りがなく周りの人通りが多いので、視線が気になってあまり落ち着かなさそう。席数もそれほど無いようです。
チケットを購入して、QRコードをスキャン。展示室に入ります。
展示室内では写真は撮影できますが、SNSへの投稿は禁止でしたので展示室内の写真はありません。
展示室はいくつかの小さな部屋が繋がっていて、見終わったら短い廊下を通って次の展示室へ移っていく仕組みです。廊下へと続く自動ドアが壁と一体化して分かりにくいので、一部屋だけ見て帰ろうとしているお客さんがいました。順路の表示をもっと分かりやすくした方が良い気がします。
今回はマイセン磁器が展示されていました。
マイセン磁器が何のことやらサッパリですが、ザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世の時代ということですので、300年程前の作品なのでしょう。かなり保存状態が良く、驚きです。
いくつかの展示室を抜けるとベンチやトイレのある休憩スペースへと辿り着きます。ここで初めて、この美術館のシンボル的存在であるカラーコンテナが展示室だったことに気づきました。つまり、自分は今しがた、このコンテナの中を通ってきたというわけです。

このカラーコンテナ(展示室)は定期的に配置が入れ替わるそうです。かなり面白い作りです。



この休憩スペースは「エミール・ガレの庭」という庭園にも通じています。気候に合わせて計画されているとのことで、この庭園も一種の作品ということなのでしょうか。


つづいて2つ目の展示スペースに移ります。
「ちょっと気になるあのお顔」と題したコレクション展示でした。岡本太郎の「坐ることを拒否する椅子」を始めとして絵画や彫刻の展示があります。個人的には棟方志功の仏教画が面白かったです。
展示をすべて見終わった後は、出入り口付近のドアから屋上の望洋テラスへ出ることができます。


西側は倉庫と山ですが、東側を見ると可動式展示室、海を挟んだ奥には宮島や江田島が一望できるようになっています。



記録は以上となります。美術館全体としてはコンパクトな方ですが、至る所に工夫が施されていて、非常に楽しい施設でした。全体的に鏡が多いので、撮影してSNSにあげるという方は映り込みに注意してください。
この記事を読まれた方は、ぜひ現地に足を運んでみてください。


コメント